安心で快適な暮らしをサポートする、
Brilliaの幅広い管理業務
Brillia西国立で管理員として働く根岸さん。1日のルーティンを教えてください。
根岸さん:7時半頃に出勤したら、まずはAEDのバッテリー確認や掲示物、ポスト、エントランスに異常がないかをチェックします。8時になったら、小学校1年生のお子さんたちをお見送り。マンションの前はわりと車の往来があるので注意深く誘導して、姿が見えなくなるまでしっかり見届けます。お見送りを終えたら、清掃員さんと一緒に外へゴミを運んで、次はマンション全体を巡回。まず、マンション正面の外構を回ってエントランスに戻ってきたら最上階の5階へ。共用廊下を各階ごとに順々に歩きながら、なにか異物が落ちていないか、汚れているところがないかを入念にチェック。夏場は蜘蛛の巣が張っていたり、葉っぱが落ちていたり、虫がいたりするので適宜掃除して、毎週月曜日には、消火器と消火栓も忘れずに動作確認。そして、駐輪場と駐車場、配電盤(ポンプ)、避難出口の扉のチェック、植栽の水やりやお世話をして、マンション内をくまなく巡回。汚れが気になる箇所があれば、清掃員さんと手分けして清掃をします。
そのほかにも、外来者の対応や落とし物の管理、共用部における定期清掃、植栽管理、エレベーター、消防設備など設備点検の立ち会いやマンション内で発生した日々の出来事を管理会社に報告するなど、さまざまな業務を担っています。
管理員さんの仕事内容は非常に幅広いですね!管理の現場で求められる技術や専門的な知識はどのように身につけたのでしょうか?
根岸さん:私たち管理員が属する東京建物アメニティサポートの本社には、認定職業訓練校として東京都に認定された「Brillia研修センター」が設けられています。そこで防犯・防災、維持・管理・修繕などのマンション管理にまつわる技術や知識を学んでいます。外部講師を招いたマナー講座や、気持ちよく挨拶ができる発声方法、清掃の目のつけどころなど、実践力の高い学びが習得できます。採用後2年目の今でも、ホスピタリティ研修に参加するなど、日々専門的な知識を身につけるために勉強中です。
マンションを綺麗に保つために、根岸さんの清掃におけるこだわりを教えてください。
根岸さん:エントランスドアのガラスや、各住戸の玄関ドアの下回りや共用廊下の手すり、排水溝などは特に汚れが目立つので、清掃員の方が入念に掃除するようにしています。汚れは隅(出隅、入隅)に溜まりやすいので、細部までくまなくチェック。どうしてもきれいにならない汚れがある場合は、清掃の指導員を呼んでお願いすることもあります。居住者の皆様がここで暮らしていくことをいつまでも誇れる、そんなマンションであり続けたいですね。
『鍵を紛失してしまい家に入れない!』、『トイレの水が止まらなくなってしまった!』など、万が一緊急を要するトラブルが発生した場合、Brilliaマンションではどのようなサービスを備えていますか?
根岸さん:私の勤務中は事務室に一報いただければすぐに駆け付けますし、早朝、深夜など私が不在の際は、住まいと暮らしの総合窓口「Brilliaオーナーズダイヤル」に電話をかけてもらえれば、24時間365日いつでもワンストップで対応できるように連携を取っています。内容に応じて提携会社を手配し、迅速に対応。いつでもトラブルを早急に解決できる体制を整えています。
Brillia西国立の管理員・根岸さんが考える、
管理の仕事のこだわりとやりがい
管理員として働く上で、根岸さんが大切にされていることを教えてください。
根岸さん:「気持ちのいい挨拶」と「トラブルへの迅速な対応」は常に意識しています。居住者様の立場になって考えると、日々暮らしの中で直接のやり取りが多い管理員は、マンション管理の満足度を大きく左右する存在。常に居住者様の立場になって考え、誠実に対応するように心がけています。このBrillia西国立の管理員になって2年ほど経ちますが、最近は「管理員さん」から「根岸さん!」と声をかけていただけるようになって、非常にうれしいです。一方で、居住者の方は私のお客様にあたりますので、近すぎず、ほどよい距離を保つというのも大切にしていますね。
Brillia西国立で働き始めてから、特に思い出に残っているエピソードを教えてください。
根岸さん:Brillia西国立が入居を開始したのは、2020年11月。コロナ禍真っ只中で、今までなかなか居住者様同士がコミュニティを育める場を提供できなかったのですが、今年7月、感染防止に配慮しながら初めて「七夕会」を開催できたのはいい思い出です。理事会の方々が中心となって企画してくださり、笹は私たちの方で手配しました。さらに、七夕会と同日で「不用品の譲渡会」も開催。Brillia西国立には、子育て世代の居住者様が多くいらっしゃるので、ベビー服やおもちゃなども多く出品されました。たくさんの方から参加してよかったとお声がけいただけて、非常にうれしかったです。
Brillia西国立の小さな革命!
通いたくなるゴミ置き場『GOMMY』とは?
Brillia西国立で一際目を引くのが、カラフルで明るいゴミ置き場『GOMMY』。コミュニケーション・デザイナーを務めたholidayさんは、どのようにこの空間をデザインしたのでしょうか?
holidayさん:「汚い」、「くさい」、「暗い」など、どうしてもマイナスな通いたくないイメージを抱かれがちなゴミ置き場。だけど生活において、とっても大切な役割を果たしていますよね。だからこそ、リビング、エントランスなどと肩を並べるような、ナイスな存在になればと思いデザインを考えました。
天井は植物の緑、床はテラコッタタイルの茶色で塗装し、自然を連想させるのびのび気持ちのいい空間に。照明は蛍光灯ではなく、温かみのある電球色をチョイス。分別の看板には、日本語だけではなく、英語やイラストも表記することで、外国の方やまだ文字の読めないお子さんでもわかりやすいように工夫しました。さらに、カラフルで気分の上がる分別看板の色使いは機能性も重視。燃えるゴミの看板の色は立川市指定のゴミ袋とリンクさせて黄色を使うなど、より分別がしやすいように配慮しています。
ゴミ置き場に『GOMMY』という愛称を付けたのも、画期的なアイディアですね
holidayさん:毎日のゴミ出しも『GOMMYに行ってくる!』と、日常の言葉が変わるだけで気分がハッピーになりますよね。GOMMYの構想当時、私は子供たちが通う小学校でPTA会長を務めていました。「PTA」という言葉が持つ、ちょっと堅苦しい、面倒なイメージをどうにか払拭できないかなと思って、「ITTEKI さん」という愛称とロゴを作ってみたんです。PTAって、マンションの理事会とも似ていて、仕事ではないけれど、ひとりひとりが地域や学校のために、自分ができることを持ち寄る場。“PTA 会員がそれぞれ出来ること、笑顔の一滴を持ち寄って、笑顔で満ち溢れる学校にしよう!”、そんな風にプロデュースしてみたところ、近所のママさんから「革命ありがとう!」と感謝してもらったり、PTAに対する空気感が徐々に変わっていきました。このゴミ置き場についても“通いたくなる”という新しい世界観を作りたいと思って、ネーミングと共にGOMMYのGをモチーフにした、ごみをパクパク食べるロゴも制作。施工を担当してくださった方々が「お、これゴミ置き場なのか!」、「GOMMYいいじゃん!」と純粋に言ってくれたのもうれしかったですね。
『GOMMY』について、日々マンションで働く根岸さんはどんな印象をお持ちですか?
根岸さん:分別表示もかわいくわかりやすいですし、内装も色彩豊かで、非常に愛着の持てる空間だなと思います。居住者の方はいつも綺麗に利用してくださっているので、毎日の掃除にも熱が入ります。日中は30分に1度、オゾン脱臭装置も稼働しているので、臭いが気にならないというのもうれしいポイントですよね。一般的なマンションのゴミ置き場は、怖くて立ち寄りたくないというお子さんも多い中、GOMMYには親子でゴミ出しに来ている方も多くお見かけしますよ!
多種多様な人が住まう、
マンションのあるべき姿とは?
holidayさんにお聞きしたいのですが、次にマンションのデザインや企画を携わるならば、どんなことにチャレンジしてみたいですか?
holidayさん:マンションの理想像は住んでいる人々の環境や成長具合によって、年々変化していくものですよね。その都度、今できることがないかを考えながらマンション全体のコンセプトをリノベーションしていく、そんな取り組みには興味があります。エントランスや駐車場などの個々のスペースも、「GOMMY」と同じようにスペースの課題を見直しながら、コミュニケーション・デザインの力でより良い場づくりができたら面白いなとも思います。
僕がもしマンションに住むのなら、『付かず離れずの距離感』があるといいなと思っていて。それぞれの生活ペースやプライバシーは守りつつ、気軽に交流したり、なにかあったときにはすぐ声を掛け合える。ちょうどいい距離感と安心感を持って暮らせる、そんな環境づくりにチャレンジしてみたいですね。
根岸さんはどんなマンションで、どんな管理員を目指したいですか?
根岸さん:居住者様とのふれあいを通じて、安らぎのある住みやすいマンションを目指したいです。先ほどholidayさんがおっしゃっていたように、付かず離れずの関係性で居心地のいい距離感を保ちながら、思いやりと誠実さを持ってお客さまの毎日に寄り添う、そんな管理員でありたいなと思います。
帰り道、取材陣のことも姿が見えなくなるまでお見送りしてくださった根岸さん。そんな温かい人柄がマンションの居住者たちの安心感につながっているのだと、身を持って実感することができました。居住者の日常をリアルに想像しながら暮らしやすさをとことん突き詰める、そんなBrilliaならではのマンション管理。10年、20年と住むほどにもっと好きになれる、そんな管理の行き届いた愛のある住まいを、ぜひBrilliaで見つけてみてはいかがでしょうか?