家がもっと好きになる、お家時間の過ごし方
【izumiさんのコンパクトライフ 後編】

犬も猫も人間も、“居心地よく”がモットー!

犬と猫と暮らすようになって、生活はどのように変化しましたか?

2匹とも本当にやんちゃなので、毎日バタバタです(笑)。はじめは、猫と犬を一緒に飼うことに不安もあったのですが、実際に暮らし始めたところ相性が良かったのか、とても仲良しになってくれてよかったです。外出しているときも、早く2匹に会いたくて、早く帰るようになりましたね。

動物たちと暮らす上で、部屋づくりで心がけていることを教えてください。

犬猫の安全はしっかり配慮しつつ、人にとっても居心地の良い空間を目指したいと思っています。インテリアに欠かせないグリーンは、フェイクも積極的に取り入れています。ダイニングテーブルには、造花を飾って楽しんでいます。

また、観葉植物も高さを出して置くとうちの子たちはいたずらしないので、スツールに置いたり、吊るしたりして飾っています。備え付けのバーに吊るしているグリーンは、〈 JOURNAL STANDARD FURNITURE 〉で鉢とセットで購入。葉が横に広がっている植物は、インテリアのいいアクセントになります。

お気に入りの家具が運んでくれる、上質な時間

自宅の中で、特に気に入っている場所があれば教えてください。

長年憧れだった〈リーン・ロゼ〉の名作ソファ『ロゼトーゴ』に座って過ごす時間は特別です。高い買い物ではありましたが、座り心地、軽さ、メンテナンスのしやすさ、そのどれもが気に入りました。また、カバーの付け替えも可能なので、今の生地に飽きたり、犬猫たちが傷をつけたとしても長く使い続けられるだろうと思い購入を決意。ここに座りながら、プロジェクターで動画を見たり、本を読んでリラックスしていると、犬猫も近くに寄ってきてすやすやと寝始めます。我が家は贅沢にもソファが一人一台あって、パートナーが使っている〈RELAX FORM〉の大きなソファもふかふかで気持ちがいいです。

家具を選ぶ際に心がけていることはありますか?

長く使い続けることを想定した家具は、妥協せずに良いものを揃えることを意識しています。ソファをはじめ、目黒の〈ams Table & Chairs〉で購入したダイニングのエクステンションテーブルや、軽井沢のセレクトショップ〈pace around〉で購入したデスクは特にお気に入りです。

また、コンパクトな物件なので、家具のサイズ感も重視しているポイントです。例えば、ドレッサーは欲しいけれどそれだけでスペースが埋まってしまうのはもったいない。そう思い、大きめのデスクを採用し、メイクスペースも兼用にしました。このように、別の用途も一緒に満たせる家具を選ぶことも意識しています。

趣味の簡易DIYで、暮らしを楽しくアップデート

最近の趣味を教えてください。

自分でも作れそうな、簡単なDIYを考えるのが好きです。最近だと、木の板とタイル、セメントを組み合わせて、簡易の飾り台を制作しました。ここには、〈HAY〉で購入した花瓶などをディスプレイして楽しんでいます。

izumiさん宅は、賃貸物件でも壁面が賑やかですね。

〈ディアウォール〉という棚作りアイテムは、本当に便利です。2×4サイズの木材をはめて、ただアジャスターを回すだけで柱を取り付けることができます。柱を2本立てて、棚受けや有孔ボードを取り付ければ、壁を傷つけずに棚を作ることも可能です。

仕事スペースの壁面も有孔ボードで収納棚をDIYしました。ここには工具などをディスプレイ。家にいると、『ここに釘を打てば、なにかひっかけられるかも?』とパッとアイディアが浮かぶことがあって、そんなとき手に届く場所に工具があると、すぐ行動に移すことができます。

『どうすれば快適になるか』、そう住まいを考えることはライフワークのひとつだと教えてくれたizumiさん。自分自身の性格をしっかりと理解した上で、自分に合った家づくりのプランを立てること。ただ見た目のおしゃれさを追い求めるだけではなく、“住みやすさ”をデザインすることから、家の居心地を大きくアップデートしてみましょう。

前編では、この家に引っ越した経緯や、家づくりの考え方、収納アイディアなどをご紹介しています。ぜひ、前後編合わせてお楽しみください。

ペット可×築浅デザイナーズ物件との出会い

今の物件に引っ越した経緯を教えてください。

物件探しで重視したのは、日当たりの良さとペットが快適に過ごせる広いリビングがあること。さらに、賃貸ではあまり出会えない無垢のフローリングが気に入りました。ペット可のデザイナーズ物件はほとんど見つからないなかで、この物件はかなり気に入って即決しました。

改めて、今の家に住んでよかったと思うことは何ですか?

日中はどれだけ天気が悪くても電気なしで過ごせるので、自然と気持ちまで明るくなれます。ダイニングの東側は一面窓になっており、光がたっぷり入ります。また、デザイナーズ物件で内装が素敵な分、インテリアのモチベーションも上がり、自分の好きな空間を追求できるようになりました。気分が沈むとき、体が重く感じる朝も、落ち着く空間に身を置くと自然と心が安定しますね。

“めんどくさい”を受け入れる、機能的な家づくり

日々、どんな家を目指して家づくりをしていますか?

自分の家は作品ではないので、誰かに見せるものでもなく、あくまで自分たちが暮らしやすくて、“快適な場所であること”が一番の理想です。日々、“使いやすさ”や“体験”をデザインしている仕事柄、家族みんながどうしたら居心地良く便利に暮らせるか、そういつも考えています。

izumiさんにとって、“快適な家”とはどんな家でしょうか?

私は極度の面倒くさがりや。なので、ある程度散らかっていても許容できる家だと快適に過ごせます。部屋が散らかっているのが目につくと、『片付けなきゃ…』と気分が落ち込んでしまいますよね。そうならないために、そもそも、ものを増やさないことや、わざわざしまうのが面倒な扉付きの収納は極力設けないことを心がけています。

片付けのストレスをなくす、“オープン収納”

収納に関して、工夫していることはありますか?

しまい込むものは最小限に留めることを心がけています。我が家は備え付けの収納スペースがほとんどなかったため、取り出しやすくしまいやすいオープン収納を多く取り入れました。結果、表に出ていても気にならないデザインのものを自然と集めるようになり、しまわないと綺麗に片付かないという悩みが減って、ものを増やすハードルがぐんと上がったのも、私にとってはよかったことです。さらに、オープン収納だと“ものの見える化”ができるため、眠っているものが減り、家には無駄なものが一切ないという安心感が生まれました。

とはいえ最低限しまう収納も必要なので、コンパクトな部屋でも場所を取らない、収納兼他のことにも使える1台2役以上の家具を取り入れています。例えば、ソファ脇のサイドテーブルは木のボックスを採用し、本の収納兼サイドテーブルとして活用しています。

生活感が出やすいキッチンも、すっきり整っていますね。

キッチンも収納が少ない分、できるだけものを持たないようにしていて、食器も調味料も表に出している分しか持っていません。我が家のキッチンは作業スペースが少ないので、〈IKEA〉で購入した作業台を収納棚兼キッチンカウンターとして使っています。天板には調理もできるように、ウレタンニスを塗って水捌け加工を施しています。

一石二鳥のもの選びで、“長く使う”を楽しむ

インテリアはどのようなものが好きですか?

様々な使い方を楽しめる、機能的なものが好きです。わかりやすい例でいうと、デスクの隣にあるりんご箱。amazonで購入した鉄の足に乗せて、本棚として活用しています。りんご箱はもちろん収納ボックスにもなるし、天板を乗せればテーブルとして使えたりと、可能性が広がる道具。暮らしの中で、この先もいらなくなることがないので、手放す罪悪感がなく、長く使い続けられる楽しさがあります。

ダイニングに置いている〈IKEA〉のオープンラックは、もともとキャットタワーとして購入したものでした。以前は、ラックの段を階段のように組み替えて使っていましたが、猫が飽きてしまった今、収納棚として再活用しています。

リビングで雑誌などをディスプレイしている大きな板は、以前使っていたデスクの天板。ほしいデスクに巡り合ったことを機に、古いデスクは分解して、天板はディスプレイ板として活用してみました。

デザイン面では、どんなものに魅かれますか?

木の風合いを生かしたものから、色味がはっきりしているものまで幅広く好きです。リビングで存在感を放っているTシャツは、イラストレーター・西山寛紀さんの作品。着つつ、飾りつつ楽しんでいます。また、ものはできるだけ増やさないタイプですが、愛猫と愛犬に似たグッズを見かけると、ついつい買っちゃいますね。

機能性とデザイン性のいい塩梅を探りながら、ストレスのかからない居心地の良い暮らしを追求するizumiさん。後編では、お家時間の楽しみ方についても、詳しくお届けします!

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