東京建物『Brillia』のこだわり設計(後編)

住む前から入居した後までずっと続く、
安心できるBrilliaの家づくり

お客様が安心できるマンション作りをする上で、Brilliaオリジナルの試みを教えてください。

村上:Brilliaのマンションは、お客様の疑問や不安を解消したいという思いから、「自社検査」、「行政や確認検査機関の検査」、「お客様ご自身による検査」という3段階のチェックを経て完成します。そして、マンションを購入していただいたお客様向けに、マンションが完成する前の工事状況をご覧いただく「建築現場見学会」を開催しています。壁や天井の裏側、水やお湯の配管、電気の配線など、完成すると見えない部分まで見学できるイベントで、多くのお客様にご参加いただいています。工事を一度ストップしたり、お客様の安全を守るために入念な準備をしたり、見学会を開催することは容易なことではありません。ですが、Brilliaではお客様に様々な情報を提供することが安心につながると考えており、見学会は欠かせないものだと感じています。

関口:「建築現場見学会」の他にも、工事の進捗状況や施工状況を確認していただける「建築レポート」をご提示しています。住んでからの安心を、住む前からお客様に提供したいと考えています。Brilliaが目指すのは、「お客様満足度No. 1」。満足度は実際に住み始めてから感じる部分が大きいものなので、定期補修や緊急対応などアフターサービスにも力を入れています。我々は契約したら終わりではなくて、その先の住みやすさになにより重きを置いています。

防犯の観点から安心できる設備があれば教えてください。

関口:窓には防犯上ダブルロックを備えています。また、玄関ドアには防犯センサーをつけていたり、鍵もピッキングによる開錠がしにくいディンプルキーを採用したりしています。また、マンション1階のエントランスから各階の専有部に至るまで、3段階のセキュリティを突破しないと入れないトリプルセキュリティを標準採用し、建物の敷地出入口、エレベーター内や共用部の要所には防犯カメラも設置しています。

安心して長く住める、Brilliaならではの
こだわり設備をご紹介。

長く住むことを見越した、Brilliaならではの設備を教えてください。

スライドドア
部屋を必要に応じて仕切ることのできるスライドドアは大人気の設備です。Brilliaの多くの物件で取り入れています。扉は大きすぎず重すぎない、動かしやすいサイズ感を意識。ぶつかって扉が外れたりぐらつくのを防ぐために、扉の位置を固定する「フランス落とし」も完備。小さなお子さんがいるご家庭でも、大きくなったら子供部屋を作ってあげることができたり、暮らしの変化に応じて間取りを変えることができます。

コンロ横の壁のキッチンパネル
掃除がしやすいように、汚れが落ちやすい素材をセレクトしたキッチンパネル。パネル幅は、実際に料理を作ることを想定してキッチン天板までではなく、油はねなどを広くカバーできるように長めに設定することで、いつまでも綺麗なキッチンを維持することができます。


リビングやキッチンの壁には必ず補強下地を入れています。エアコンや背の高い家具をしっかり固定できたり、冷蔵庫を置く際にも壁に固定できるため、地震時の転倒リスクを軽減できます。また、将来的に手すりをつけることも想定して廊下にも補強下地を設置。廊下の補強下地の位置はマンション引き渡しの際にお渡しする取扱説明書に記載しているので手すりを設置する際も安心だと思います。

オリジナル防災リュック
玄関には、Brilliaがオリジナルで開発した「防災リュック」を完備しています。阪神・淡路大震災を経験した当社社員が実体験をもとに企画・製作したもので、多機能ハンディライト、携帯トイレ、ヒートパック、絆創膏、アルミ製救急シート、軍手などが入っています。持ち運びしやすいリュックタイプで、災害時には椅子としても使える仕様。また、Brilliaマンションではエレベーター内にも非常用アイテムを備えたキャビネットを設置していたり、マンションの共用部には非常用の食料やマンホールトイレを蓄えた防災備蓄倉庫も完備しています。

フットライト
廊下には、停電時に自動的に点灯して足元を照らしてくれるフットライトも完備していて、取り外せば懐中電灯としても使用できます。インテリアの邪魔をしないスマートなデザインが好評です。

Brilliaの未来を背負う若手社員に聞いた、
これからの住まいのカタチ

お二人がこれから作りたい、マンション作りの展望を教えてください。

関口:お客様がどんな生活をしたいかというのが住まいを作る上でなにより重要なポイントです。そして、求める住まいというのはライフステージによって変化していくもの。不動産デベロッパーとして快適で安心・安全な設備や設計を提案し続けるとともに、お客様の生活の選択肢を広げられる、そんな長く住み続けることのできる、多様性のあるマンションを作りたいと思っています。

村上:Brilliaを手がけている東京建物は名前の通り、東京を中心に事業展開している不動産会社ですが、『東京建物を東京だけじゃない建物の会社にすること』、それが私の目標です。例えば、豪雪地域であればスタッドレスタイヤがおけるスペースを確保したり、晴れの日が少ない地域であれば乾燥機置き場を設けたり。今まで東京を中心に地域の特性を生かしたマンション作りに専念してきた東京建物ならではの知見を応用して、日本中で求められる住まい作りに挑戦していきたいと思っています。

マンションは、完成時に快適な機能を備えていることはもちろん、入居後のアフターサービスまできちんとサポートされていたり、ライフスタイルの変化にも対応できる物件を選ぶことで、より安心して長く住み続けることができるもの。自分には手が届かないと諦めていたマンションでも、長く住めることを考えればそう高くはない買い物だと感じられるはずです。これからは、家賃や広さだけではなく、自分のライフプランに合わせた設備や設計、アフターサービスなども重視しながら住まい探しを楽しんでみてください!

※採用する設備仕様については、物件により異なります。また、分譲時期等で本記事掲載の取組みが採用されていない物件もあります。ご了承ください。

洗練された快適な住まいは、
住み手の声に耳を傾けることから。

Brilliaのコンセプトである「健やかで快適な住まい」を追求する上で、大切にしていることを教えてください。

村上:Brilliaの住まいづくりの原点は、「お客様第一の精神」。住戸の設計を考える際には、住み手の立場になって生活動線を何度もシミュレーションしながら、ミリ単位で設計を考えます。マンションを建てる土地の地域性から主なターゲットとなる家族構成、住み手のライフスタイルを導き出し、暮らしやすい設計や必要な設備を考えています。

品質を維持するためにBrilliaが導入している取り組みについて教えてください。

関口:Brilliaのマンションでは、企画・開発から建設、アフターサービスに至るまで各段階で決められたルールで管理する独自の品質マネジメントシステムを取り入れています。建物の品質については、今まで当社が蓄積してきたノウハウが詰まったBrilliaの品質チェックリストを使用して管理をします。それは、Brilliaが手がけるどんなコンパクトな物件でも同様です。コンパクトな物件であればあるほど動線の確認は重要で、図面上は綺麗だけど実際住んでみたら住みにくいということがないように、より気を遣って設計を考えます。

村上:Brilliaの品質チェックリストは、入居後のお客様のご自宅にお伺いして、気に入っている点や不満な点などをフィードバックいただいたりすることで、毎年より良いものへと更新し続けています。お客様の本当の理想や個性は、意外と些細な会話の中に隠れているもの。そして、住みやすさというのは千差万別で人それぞれ。Brilliaではたくさんのお客様の声を聞きながらよりよいものづくりに努めています。

マンションにどんな設備を入れるかどうかはどのようにして決めていますか?

関口:まずは、お客様や社員にアンケートを取ったり、設備メーカーさんに相談したりする中で、どのような住まいを作り上げたいかという根本的なことから話し合って、どのような設備を入れるべきかを検討しています。料理をよくする人が住みそうだなと考えたらキッチンの設備を充実させたり、その逆であれば、キッチンを扉で隠せるような仕様にしたり。また、Brilliaの設備や設計には、お客様の声から採用されたものも数多くあります。最近であれば、感染症予防の観点からタッチレス水栓を採用した事例もあります。

コンパクトな物件でもばっちり完備!
Brilliaマンションの快適な設計をご紹介。

Brilliaのマンションで取り入れている、快適な暮らしに欠かせないおすすめの設計や設備を教えてください

カーテンボックス
カーテンボックスの中にある2本のレールは、ドレープカーテンを付けることを考慮し中央よりも窓側に設置しています。また、サッシに合わせてカーテンレールを取り付けるとどうしても光が漏れてしまうため、カーテンだまりを作るようにしています。最近は自宅でホームシアターを楽しむ方も増えているのでしっかり遮光できて、かつ昼間はしっかり窓からの自然光が入るように窓にかからない位置にカーテンが寄るように工夫しています。

キッチンカウンターや巾木の面取り加工
キッチンカウンターは、子供があやまって頭をぶつけて怪我をしないように、また大人でも手で触った際に危険がないように面取り加工を施して安全性を担保しています。床と壁が接する位置に設置する「巾木(はばき)」においても、ぶつけて怪我をしたりしないように面取り加工を施しています。

防水パン
最近ではドラム式洗濯機を使いたいというお客様が多くいます。ドラム式洗濯機の中には上部よりも下部が盛り上がっているデザインのものがあるため、洗濯機のそばにある物入の扉が開けづらくなることもしばしば。Brilliaでは、防水パンの前面に奥行100mm以上の空間を設けることで扉と干渉しないように配慮しています。

ウォークインクロゼット
ウォークインクロゼットの引き戸はクロゼットの内側ではなく、洋室側に取り付けることで、中の荷物に当たって引き戸が引けない状況にならないように配慮しています。結果的に扉の軌跡を気にせず荷物を置けるため、コンパクトな物件でも収納量をしっかり確保できます。ハンガーパイプや棚の高さは、一般的な女性の身長でも使いやすい、高すぎない位置を意識して設計しています。

ドア
リビングダイニングの扉は、風圧でドアが勢いよく閉まって、万が一指を挟んで怪我をしたり、ドアが壊れないようにゆっくり閉まるような工夫をしています。そのため、ガラスを用いたものなどデザイン性の高いドアを選ぶことが可能です。このドアの改良は、お客様からの声をもとに取り入れた設備です。

コンセントの高さ
部屋に備え付けているコンセントの高さは、Brilliaマンション共通で床から約35cmの位置と定められています。低すぎるとかがむのが大変で、高すぎるとインテリアの邪魔をしてしまう。ちょうどいい高さを考えた結果、床から約35cmの位置に落ち着きました。また、洗面台上のコンセントは他のカウンター上に設置する場合よりも少し高い位置につけることで水がかかって漏電しないような工夫もしています。

住み手の暮らしを陰で支える、細やかな気遣いが詰まったBrilliaのマンション。コンパクトな物件でも充実した設備と良い設計があれば、快適な暮らしを諦めなくていいものなのだと気付かせてくれました。後編では、ロングライフの視点からBrilliaの考えや設備についてご紹介します!

※採用する設備仕様については、物件により異なります。また、分譲時期等で本記事掲載の取組みが採用されていない物件もあります。ご了承ください。

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