INTERVIEW

スタンダードを極めた、落ち着きのある大人の住まい(前編)

インスタグラムのメイク動画が人気となったのをきっかけに、現在はコスメをはじめファッション、ライフスタイル分野でも多彩に活躍する、フリーランスディレクターの石田一帆さん。ご自宅は、去年引っ越してきたという1SLDKの60㎡のマンションの一室。3歳の愛犬・コドくんと一緒に暮らしています。常に妥協のないものづくりを追求し続ける彼女の住まいには、どんな秘密が隠されているのでしょうか? 前編では、お気に入りのリビングや家具の話、家時間の過ごし方、新しく立ち上げたブランドについて詳しくお聞きしました。

自然光がたっぷり入る、ゆとりのあるリビング

今の物件に決めた理由を教えてください。

もともと家で仕事をする時間が長いのと、愛犬のコドは体が大きいこともあって、お互いストレスがかからないように、リビングが広めの物件を探していました。また、自然光がたっぷり入るところも気持ちが良くて気に入っています。

自宅のインテリアのテーマを教えてください。

家はリラックスできる場所。インテリアはシンプルで落ち着いたトーンで統一することを意識しながら、経年変化を楽しんでいける質感のいい家具や、昔から大切にされてきたアンティークのものを数多く取り入れています。ものを作る立場として、よりいいものを作れるように、日頃から上質なものに触れることを大切に、長く愛せるものを慎重に選んでいます。

時代を超えて愛される、名作家具のある暮らし

今の家に引っ越して、改めて良かったと感じることはありますか?

大きなダイニングテーブルを置けるようになったおかげで、家にいる時間がとても長くなりました。ダイニングテーブルは、デンマークのデザイナー、スウィン・エー・マドセン氏がデザインしたもの。北欧家具を扱う〈haluta〉で購入しました。丸いテーブルは、空間に柔らかい印象を与えてくれて、人を招いたときも会話がしやすく気に入っています。また、角がないのでぶつけて怪我をする心配もなく快適です。このテーブルは、一般的なダイニングテーブルより少し高さがあるので、デスクワークもしやすく、愛犬のコドにごはんを食べられる心配もありません。椅子は、ピエール・ジャンヌレ氏、ボーエ・モーエンセン氏デザインのもの、Yチェアなどお気に入りのものを置いています。

存在感のあるシェルフも素敵ですね。

デンマークを代表する家具デザイナー、ボーエ・モーエンセン氏がデザインしたというヴィンテージです。リビングの収納に困っていたときに迎え入れました。はじめはみっちりものを収納しようと思っていたのですが、リビング全体のシンプルな雰囲気や光の当たり方を見て、ちょっとずつものを配置する方がしっくりくるなと思い、飾り棚のように使うことにしました。落ち着くウッディ系のアロマや古い花瓶、よく使うメガネやサングラスをディスプレイしています。アクセサリーを並べている器は、石川で活動する陶芸家・山田睦美さんのもの。ひっくり返して使ってみたところ、なんだかしっくりきました。

大きなソファも座り心地が良さそうですね!

大阪のインテリアショップ〈TRUCK FURNITURE〉で購入したものです。ずっと欲しくて、引越し先が決まったら必ず買おうと決めていました。我が家の愛犬も無類のふかふか好きなので、一緒に座れるように大きめサイズを注文しました。

好きなインテリアショップを教えてください。

新品のものだと、〈PACIFIC FURNITURE SERVICE〉や〈TRUCK FURNITURE〉で購入することが多く、ヴィンテージやアンティークのものだと〈haluta〉や〈HIKE〉で探したり、旅先のお店を覗いてみたり、さまざまですね。

家作りのインスピレーションはどのように養っていますか?

素敵なお店に足を運ぶことです。家具屋さんやライフスタイルショップはもちろん、素敵な空間作りをされている飲食店やギャラリーからもたくさん学ぶことがあります。

好きを仕事に。新しいブランドを立ち上げ!

家時間で特に好きな時間を教えてください。

ダイニングテーブルでテレビを見ながら、のんびりお酒を飲む時間です。お酒が大好きで家には生ビールが飲めるサーバーも置いています(笑)。外飲みも好きですが、好きなインテリアに囲まれながら、リラックスして家飲みする時間も大好きです!

つい最近、自身の新しいブランドを立ち上げたという石田さん。第一弾のプロジェクトは“ビール”なのだとか!

年齢を重ねるに連れて、本当にいいものだけが身の回りに残っていると実感する中で、ものを作る立場としても、自分のペースで本質的にこだわったものだけを作っていきたいと思い、今年11月末には〈NORM〉というビールブランドをローンチしました。ビールは男女、年齢問わず好きな人が多いし、自分が好きなものの方がより熱を持っていいものを作れるのではないかなと思いまして。ラベルは活版印刷で、手土産にも最適なワインボトルのような容器を採用。味はとてもキレッキレです! EC(電子商取引)のみでの販売ですが、12月12日に開催するリリースイベントでは、直接購入していただける機会も設けています。今後は、スタンダードな服やコスメも作っていきたいと思っています。

※本ページ掲載のお部屋は、SEARCHページでご紹介している物件ではありません。